新潟県の人気温泉地・瀬波温泉にある「大江戸温泉物語Premium 汐美荘」へ家族旅行で行ってきました。
日本海を一望できる絶景の客室、ラウンジのビール飲み放題サービス、天然温泉、そして豪華ビュッフェがそろった、瀬波温泉でも特に満足度の高い宿です。
夕日が沈む海岸まで徒歩すぐという抜群のロケーション。海と温泉の両方を楽しめるとても充実した滞在となりました。
【旅の基本情報】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | 瀬波温泉(新潟) |
| 旅の日数 | 1泊2日 |
| 旅のメンバー | 家族(4人) |
| 予算 | 1人あたり35,000円〜(お土産代・宿泊費等) |
| 交通手段 | 車 |
【旅に出た理由】
弟が新潟で就職してしばらく。
これから訪れる新潟の冬に備えて、雪かき道具や暖房器具をそろえる必要があるらしく、「車を出してほしい」という緊急要請が届いた(弟はペーパー)。
そこで、車で新潟まで約5時間かけて会いに行くことに。
そのまま日帰りで帰るのも、なんだか惜しい。
どうせならどこかで1泊くらい一緒にどうか?という流れになり、今回の家族小旅行が決まった。
【旅の流れ】

田園の上に白いものがポツポツ密集しているのが見えて、なんだろうと思ったら、なんと白鳥だった。
11月下旬、この時期はちょうど白鳥が飛来してくるのだという。
なんとも珍しく、新潟らしく、そしてキュートな光景に出会えて嬉しい。
白鳥たちは、夜間は瓢湖(ひょうこ)をはじめとする大きな湖沼で休み、日中は各地の水田へ落ち穂を食べに飛び回っているらしい。
自分より良いお米を食べているのでは?

ホテルにチェックインするやいなや、「日没まであと10分」という情報をキャッチ。裏手の瀬波海岸へ急ぎ、夕日を見に行くことに。
海に夕日が沈む様子が見られるのは日本海ならではで、粟島や佐渡島も姿を見せてくれる。

いつのまにか、私と弟と母親は海岸線ギリギリに、父親は少し離れたところで見ているという、妙に家族の性格が露呈した布陣になっていた。
母親は露骨にテンションを上げ、写真大会を開催。LINEのアイコンにするらしい。
その後ろで弟は、もう見慣れましたというように気怠げな態度を取っている。彼はもう、「海を見たらとりあえずはしゃぐ」という埼玉県民としての矜持を捨ててしまったのだろうか。

せっかく外に出たので、そのまま周辺のお土産スポットをのぞくことに。
まず立ち寄ったのは地酒の店たむら。
新潟といえば日本酒で、ここは試飲をしっかりさせてくれるありがたい店だ。
おかげで、自分の好みの一本を落ち着いて選ぶことができた。
そのすぐ近くにある虎屋おみやげ店も、バラエティーに富んでいて見ているだけでも楽しいものであった。

ホテルに戻って、ようやく本丸の温泉へ。
お湯はほんのりとろみがあって、入った瞬間に「この温泉は正規品である」と理解する。
身体の芯からじわっと温まるし、うっすら鉱物っぽい香りがする。
サウナもしっかり完備されている。こういう天然温泉付きの旅館系の宿には珍しい。日本海の波音を聞きながらぼんやり。贅沢にととのっていく。

風呂上がりはプレミアムラウンジでだらだら。
ここでは無料でドリンクが飲み放題。そしてなんとアルコールまで付いている!
「あ…ありがてぇっ……。」
温泉でカラカラになった五臓六腑にビールが染み渡り、思わずあの賭博師みたいなセリフが脳裏によぎる。
アルコールはビールのほか、ハイボール、レモンサワー、ワインまであって、もちろんキンキンに冷えてやがる。
ソフトドリンクも“ファミレスにありそうなラインナップ”はだいたい揃っている。
紅茶コーナーもけっこうオシャレ。

夕食はビュッフェで、お腹をパンパンにする覚悟で挑む。
すでに腹はペコペコの臨戦態勢。
ライブキッチンでシェフが焼いているサーロインステーキの音と匂いだけで、胃袋は「早く食わせろ」と騒ぎだす。
お刺身も寿司もカレーも天ぷらも、好きなだけ盛り放題という夢の環境でテンションは最高潮へ。
久々に会った弟を囲んで、ゆっくり一家団欒……している場合じゃあない!
全員が黙々と、新潟の幸をこれでもかと詰め込んだ。
さらに課金すれば別注で本ズワイガニやアワビ、さらにはブランド牛のすき焼きまで食べられる!
ん〜、プレミアム!
【思い出日記】
ひょんなことから決まった家族旅行であったが、その割にしっかり贅沢な時間を過ごすことができた。
インバウンド客もほとんどおらず、どこか穴場っぽい静けさがあって、ゆっくりできるのが瀬波温泉のいいところだと思う。
実は、夕食のあとは家族でホテルのカラオケに行って盛り上がり、それがけっこう良い思い出になった。
新潟は、お米だけでなく人の気持ちもふっくらと炊き上げてくれるらしい。
【旅のまとめ/行った場所一覧】
- 瀬波海岸(カップルあるいはその候補と鳴らせばいいことありそうな観光地によくあるベルもある。)
- 大江戸温泉物語Premium 汐美荘(普通の大江戸温泉物語よりもプレミアムな贅沢宿。)
- 虎屋おみやげ店(いろんなお土産をじっくり選べる。)
- 地酒の店たむら(限定の日本酒などもたくさん取り揃えている。試飲も気軽に楽しめる。)



今回泊まった宿・ホテル
大江戸温泉物語Premium 汐美荘


昔からある温泉宿をリメイクしたのか、外観はやや年季のある感じがするが中はきれいだし何より眺望が素晴らしい。
カラオケや卓球も時間帯によっては無料で楽しめたり、ラウンジのお酒も飲み放題だったりと贅沢なお宿。
今回は布団のお部屋にしたがベッドや温泉付の部屋もあり。
| 所在 | 〒958-0037 新潟県村上市瀬波温泉2-9-36 |
|---|---|
| 価格 | 大人1名1室 10,170円〜(時期による) |
| 今回のプラン | 【得旅】思い立ったら温泉旅行♪お日にち限定のお得プラン 1泊2食付基本バイキング |
| 公式ページ | HP:https://www.ooedoonsen.jp/shiomiso/ |

