冷夏かもなどという春先の噂は嘘のよう。例年通りしっかり暑くなった2025年の8月。
避暑しよう。孫との初旅行ということで祖父母プロデュースの軽井沢旅行へ行ってきました。
なんと祖父母家のにゃんこもご一緒するということで、ペット可のおしゃれなホテルに滞在しました。
自然とグルメとお子と猫。要素モリモリの軽井沢の旅をシェアします。
【旅の基本情報】
項目 | 内容 |
---|---|
エリア | 軽井沢(長野・群馬) |
旅の日数 | 1泊2日 |
旅のメンバー | 2家族(大人4人、子ども1人、猫1匹) |
予算 | 1人当たり約4.5万円(宿・交通・食含む) |
交通手段 | 車 |
【旅に出た理由】
娘も1歳半になり、そろそろ旅行でもどうだろう。父(娘から見たら祖父)の一言から始まった今回の旅。
行き先の候補はいくつかあったけれど、猫も連れていくということで、ペット可でゆっくりできるところを探します。
その上でそこそこ行きやすいところということで、軽井沢への旅行が決定しました。夏の暑い時期にもちょうどよかったし。お宿で集合することにして日中は家族ごとに別行動。娘も楽しめるような場所を狙って観光することにしました。
娘は動物が好きなので、牧場に行きつつ、大人も楽しみたいからカフェにも行くでしょ……。
そんな感じでけっこう詰め込みつつの旅行になりました。
【旅の流れ】
1日目

朝9時半頃に出発!天気はやや微妙でしたが、基本晴れ男なので大丈夫と信じて車を走らせます。
大きな渋滞もなく、12時前に目的地の「浅間牧場」に到着。娘も童謡を聞きながらいい子に乗っていてくれました。
到着してすぐのところに第一駐車場がありますが、牛さんたちがいる高原ゾーンまでは少し歩きます。
今回は、第一駐車場から5分程度先に進むと辿り着ける第二駐車場を利用しました。
茶屋や小動物との触れ合いには第一駐車場がおすすめですが、牛に会いたい場合は第二駐車場を利用してみてください。
浅間牧場は、育成牧場として運営されており、酪農家さんから乳用育成牛を預かり一定の期間育てています。
そのため、広大な土地の中で乳牛がのびのびと暮らしている様子を観察できます。
娘もほぼ初めての牛の姿に釘付けになっていました!
浅間牧場は800haと広大でハイキングも楽しめるため、それ目的に来ても楽しそう。娘が大きくなったら、おしゃれ雑貨屋さんとか巡りつつ自然の中の散策とかもできたらいいなあ。

高原ゾーンから少し戻って浅間牧場茶屋のあたりを観光。レストランやちょっとしたカフェスペース、小動物たちがいるこじんまりとした動物園があります。
動物園エリアにはうさぎやヒツジ、アルパカなどさまざまな動物がいて、餌やりやふれあいも楽しめます。ポニーの乗馬体験もやっています。
娘は初めて見るアルパカやヒツジに少しびびってましたが、うさぎゾーンでは大喜びでした。1歳児から見てもうさぎはかわいいんですね笑
動物たちと楽しんだあとは、カフェスペースで休憩。濃厚なソフトクリームをいただきました。牧場のソフトクリームってなんでこんなに美味しいんでしょうね。「牧場ソフトクリーム特集&ランキング」とか作ろうかな。順位付けできるかな……。

牧場を後にして、名物観光スポット「白糸の滝」へ。牧場から車で15分程度で行ける距離にあるので、セットで観光するのもおすすめです。
白糸の滝は、幅70m、落差3mの幅広の滝。地下水が流れ落ちるさまがカーテン状になっており、美しい景観を生み出しています。滝へは有料道路を通り、駐車場に車を停めたら、森の小道を少し歩けば着くのでアクセスも良好です。
マイナスイオンを感じるなんてよく言いますが、本当にそんな感じでここだけ温度が2、3℃低いような清涼感を感じます。夏の軽井沢にぴったりの場所ですね。ちなみに娘はハイテンションで動物を観察したため、滝の前では爆睡でした笑
最近「雨!」とか言えるようになってきたから、残念なことをしましたね我が娘。
冷静に考えると「マイナスイオンを感じる」って変な言葉ですよね。マイナスイオンがそもそも大して出ていないし、仮に出ていたとしてもマイナスイオン自体に涼しさとかはないから、何も感じないみたいですね。
マーケティング発信の言葉だけど、確かになんか雰囲気よく感じるし、それもひとつの正義なのかなとも思う部分もあります。
言葉って正しさも大切だけど、ニュアンスも重要だなと。
「可愛い」よりも「かわいい」方がなんか柔らかいしね。
まあ、正しい言葉をちゃんと知って使いたいなと思ってるんだけどね!

白糸の滝の後はせっかくなので、軽井沢らしいカフェに行きましょう。
おしゃれなカフェがたくさんあって悩みますが、中でも落ち着いた雰囲気が魅力の「涼の音」へ。明治21年に別荘として建てられた建物を利用したお店で、登録有形文化財にも指定されています。伝統を感じる素敵な空間のなかで至福のひと時を楽しめます。
頼んだのは、私が深煎りのコーヒーとショコラムースケーキ、妻がレモネードと桃のアイス。コーヒーがとても美味しい。酸味系というよりはビター系で完全に私の好み。おかわりもできたので、2杯いただきました。
スイーツも絶品で、甘すぎず、けれどしっかりスイーツとして応えてくれます。”質がいい”と形容するのが相応しいような、そんな感じです。1日あたり数量限定のフレンチトーストも有名らしい。行った際はぜひ召し上がってみてください。
店員さんの接客も素晴らしく、きっと色んなものにきっとゆとりがあるんだろうな。
娘もあやされて、ケラケラ笑っていました。
※駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用してください。

今回のお宿は「軽井沢ホテルそよかぜ」。ペットと泊まれるきれいなホテルです。開業からの歴史は古く、長く50年以上多くの方に愛されてきた施設です。数年前にリノベーションして、今風で快適な仕様になっています。
祖父母の到着から少し遅れて我々も到着。広々としたお部屋で娘も大はしゃぎ。祖父母と一緒に来たにゃんこの”ぶんちゃん”にも遊んでもらってご満悦でした。
お風呂に入ったり、共用のバルコニースペースで遊んだりしたらディナーの時間。フレンチのコースをいただきます。宿泊施設以外にレストランも営んでいるため、料理にも期待できます。お酒を飲んでください!って感じのやや濃いめの味付けですが、美味しかったです。途中の酒屋で仕入れたワインがぐいぐい進みました。
2家族で色んな話に花を咲かせつつ、走り回る娘と、ややびびってしまっている猫に気を遣いつつ。楽しい夕食の時間を過ごしました。

夕食後、娘の寝かしつけを祖父母に託し、「軽井沢高原教会」のサマーキャンドルナイトへ。ここのところ基本3人なので、たまにはという話をしまして笑
ホテルから車で10分ほどなので、アクセスもよかったです。
サマーキャンドルナイトは8月中毎日開催されているイベントで、ネットで日時を指定して申し込みます。抽選等は基本ないので、行きたい日の予約をしたら当日そのメールを見せれば入れます。
幻想的なキャンドルが、森の教会を美しくライトアップしていて、自然と特別な気持ちになります。実は同様のイベントが冬にも行われていて、数年前ふたりで仕事終わりに車を走らせて訪れたことがありまして。思い出をなぞる、そんなちょっとロマンチックな時間になりました。
ただ、人気イベントかつ人数制限もほとんどしていなそうなので、なかなかに人が多い笑
まあ無料なので偉そうなことは言えませんが、ちょっと予約のハードル上げてでも人数減らした方がよりよいのかなあとは思いました。
ライトアップを見た後は教会の中で手紙を書いたり、ちょっとしたコンサートを楽しんだりもできます。
普段過ごしているとなかなか教会で何かするということはないので、体験としては貴重なものになりますね。
2日目

2日目は朝食後、「ハルニレテラス」へ。ハルニレテラスは星野グループが運営するショッピングエリア。カフェやレストラン、雑貨屋などが立ち並んでいます。コンセプトの「軽井沢の日常」はよく言ったもので、星野グループの解釈で噛み砕いた軽井沢の素の魅力が解像度高く表現されています。
お土産を買いつつ、ショップをぶらぶら。「HARVEST NAGAI FARM」ではジェラートを購入しました。素材の味わいが生きた美味しいジェラート。普通に暑い8月の軽井沢を涼しくさせてくれます。
ほか印象的だったのはコーヒーショップの「丸山珈琲」。店員のお姉さんのいい意味でのクセが楽しく、色んな豆のコーヒーを試飲させてもらいました。
申し訳ないことに今コーヒー豆潤沢だったから買わなかったけど、今度行ったら買おうかな。コーヒーが苦手な方も楽しめそうな、浅煎りでフルーティーななんならもはや紅茶って感じのお豆もあって面白かったです。

旅の最後はアウトレットでお買い物。「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」へ行きます。店の数も多く、開放感もあって、買い物だけじゃないワクワク感があって個人的に好きなアウトレットです。節約だと言いつつシャツと短パンを買ってしまった。まあ必要だったしいいでしょう。お酒とか買うのは今回は自重しました笑
お昼はアウトレット内の「自家製生麺専門 プレミアム ポタパスタ カフェ リゾート」でいただきました。もちもちのパスタが美味しかったです。味付けも好みでした。
利用はしませんでしたが、バーベキューとか水遊びとかも楽しむことができます。
お店も多く、ゆっくり滞在もできると思います!
【思い出日記】
軽井沢、かつてより多くの著名人も愛したの文化の街は、令和の時代に合わせて残すものは残し、変わるものは変わり、魅力的な街で居続けていると感じました。自然が豊かでたくさんのグルメがあり、ゆっくりとした時間を過ごせる。さすが定番の観光地という感じで、カップルでも家族連れでも不自由なく楽しめますね。
ただ避暑地として名を馳せた軽井沢も8月の日本の夏にはやや負け気味。普通に羽織とかなしで過ごせるどころか、水分補給はしっかりしたほうがいいですね。
初めての祖父母との旅行。娘はきっと覚えてはいないだろうけど、みんなに愛されて軽井沢に行ったんだよ。そんな思い出に、この旅の記録がなればいいな。いつか娘が大きくなったバージョンの軽井沢記事も作って、時間は流れるな〜とか言ってみたいものです笑
別荘いいなって思った。将来的には各地に別荘兼宿泊施設でも作って、読者の皆さんが利用できるようなものもできたら楽しいよね。
そんなことも思いながら別荘地の横を行きました。
【旅のまとめ/行った場所一覧】
- 浅間牧場(牛がのびのびと放牧されている様子を観察できる。ハイキングにもおすすめ。)
- 浅間牧場茶屋(動物園、カフェ、レストランなどがあり、ゆっくりできる。小さい子どもも楽しめる。)
- 白糸の滝(涼しく美しい滝。季節ごとのイベントも楽しめる。アクセスも良好。)
- 涼の音(登録有形文化財に指定されている建物で美味しいコーヒーやスイーツを楽しめる。)
- 軽井沢高原教会(自然の中のおしゃれな教会。宗教色はあまりなくカジュアルに訪問できる。結婚式にもおすすめ。)
- ハルニレテラス(品の良いものがいっぱいのこぢんまりとしたショッピングモール。自然と調和する景観が美しいのも魅力。)
- 軽井沢・プリンスショッピングプラザ(大きくて開放感のあるアウトレット。店数も多いのできっと行きたいお店がある。)
- 自家製生麺専門 プレミアム ポタパスタ カフェ リゾート(もちもちのパスタを楽しめる。お子様メニューもあり。)



今回泊まった宿・ホテル
軽井沢ホテルそよかぜ




ペットと一緒に泊まれるおしゃれなホテル。リノベーション済みのためきれいで快適です。
レストランも併設されているため、料理も美味しい。ワインリストも豊富でした。
チェックイン時におかみさんがペットの名前を覚えてくれるのもなんか嬉しい。
基本的に宿泊者はみんな何かしらのペット(犬が大半)を連れているので、お友達もできるかも。
所在 | 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町千ヶ滝197 駐車場完備 |
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価格 | 1泊1名 17,600円~(時期による) |
今回のプラン | エクセレントルーム スタンダードプラン(お部屋食) 朝食・夕食付き |
公式ページ | HP:https://www.hotelsoyokaze.com/ Instagram:https://www.instagram.com/hotelsoyokaze/ |